エーピーウィン（1997年生、母クレインクィーン）

エーピーウィン（1997年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時9歳）と交配したクレインクィーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C4ホ。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野要騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた7戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ロードセレナードに半馬身交わされて2着となった。

7月30日、連闘で迎えた11戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

10月17日、中7週で迎えた13戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヌ C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古澤泰博騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモエクスプレスをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古澤泰博騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた16戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダテノイメージからアタマ差の2着に甘んじた。

12月27日、中3週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストオーから1馬身半差の2着となった。

4歳（2001年）

1月21日、中3週で迎えた18戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中0週で迎えた20戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた25戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた28戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。