ビートカイザー（2002年生、母ウイダード）

ビートカイザー（2002年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「打ち負かす＋皇帝（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルライン（当時9歳）と交配したウイダードが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額900万円（9万×100口）で一口馬主が募集された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたトシザヘネシー決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フーバーダムにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2005年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクゲイナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。