シュバリエブラン（2012年生、母ジャドール）

シュバリエブラン（2012年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白騎士（仏）。父、母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時14歳）と交配したジャドールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝、地方30戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ViridianKeibaClubによって1,470万円で落札された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月20日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月4日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインエアフォースをハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月22日、中6週で迎えた4戦目は、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2015年）

6月14日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

8月16日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた9戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、安房峠特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアルカナ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月19日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

4歳（2016年）

1月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤祥太騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤祥太騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、JRAファン一号会金シャチ参上（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた16戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカカオフレイバーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた20戦目は、熱い感動!中京チャンピオンズC（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノリーチソクに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般B9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5歳（2017年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、酉年賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた24戦目は、節分特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、サヨリ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた26戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた27戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた28戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月26日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた29戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、お待たせ!第3回中京競馬（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた32戦目は、夏の中京競馬!熱く開催中（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた34戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた35戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（16戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6歳（2018年）

1月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた37戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（18戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた38戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた39戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（19戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた40戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた41戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（21戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた42戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（22戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。