ラダーマン（1995年生、母カンペオーナ）

ラダーマン（1995年3月18日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時15歳）と交配したカンペオーナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害13戦0勝2着2回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

1月6日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

3月15日、中2週で迎えた4戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトアカリをアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（1999年）

3月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた11戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田富男騎手（5戦1勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月4日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、マルチドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2000年）

8月30日、約8か月半の休養明けで迎えた18戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2000川崎スター賞4（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は田口大二郎騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンガスボーイから9馬身差の2着となった。

9月30日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーパラディンから7馬身差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

10月6日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月16日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2002年）

5月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で沢昭典騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢昭典騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた29戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。