エイシンバリアント（1988年生、母イースタンレイ）

Eishin Valiant

1988.04.20

エイシンバリアント（1988年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時14歳）と交配したイースタンレイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は濱田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月28日、デビュー戦は日吉正和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず18着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたダンツーロング決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4歳（1992年）

2月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

3月8日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた9戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。