ヤマニンロータス（2000年生、母ヤマニンジュエリー）

ヤマニンロータス（2000年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋蓮」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したヤマニンジュエリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ヤマニンベン牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方31戦3勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

11月17日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアマノブレイブリーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた9戦目は、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた11戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

8月10日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4歳（2004年）

2月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

3月28日、中6週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた16戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた17戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた19戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた23戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた25戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、岩手日報杯（水沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2005年）

4月4日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた28戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた30戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月12日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原幸弘騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原幸弘騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた36戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビクトリアガルダンをクビ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

7月9日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーワスキーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月23日、中1週で迎えた39戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

8月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた43戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアッパーヤードに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月22日、中4週で迎えた44戦目は、一般C1以下（盛岡芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月30日、中7週で迎えた46戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

6歳（2006年）

1月15日、中1週で迎えた47戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に終わった。