ユキノスカーレット（1987年生、母コルトニー）

Yukino Scarlet

1987.03.13

ユキノスカーレット（1987年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザリー（当時15歳）と交配したコルトニーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月7日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（1990年）

5月5日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月30日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ワンダーサンワードに半馬身交わされて2着となった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったハヤテリバーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモタイガーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。