ローマンスズカ（1994年生、母バルスーム）
Roman Suzuka
1994.04.02
ローマンスズカ（1994年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスズカコバン（当時14歳）と交配したバルスームが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方1戦0勝2着1回。
経歴
デビュー前
岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
2月22日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
3月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったマイネブリリアンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
4月6日、中3週で迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
4月26日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。
5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。
10月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノウルフから6馬身差の2着となった。
11月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
11月29日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
12月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。