アイファーカウント（2011年生、母アイファーラブラブ）

アイファーカウント（2011年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伯爵」。毛色は栗毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時12歳）と交配したアイファーラブラブが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C3。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

3歳（2014年）

2月18日、中7週で迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月15日、中3週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月4日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月14日、中4週で迎えた9戦目は、寿美家ハンバーグカレー賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクタイノカカクを半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

2月13日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイランドリリーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

8月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた11戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた14戦目は、よみうりランドジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十四十五十六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、バレードライブにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。