ミオイナンクル（2012年生、母アドマイヤプルート）

ミオイナンクル（2012年2月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ（アイヌ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時9歳）と交配したアドマイヤプルートが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

3歳（2015年）

1月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、鬼花火10周年記念賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の玉山区夏まつり賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ヴァリアンティーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマイネルカサドールに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた15戦目は、盛岡愛馬の会会長杯（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。