ザンサス（1987年生、母シヤダイフライト）

Xanthus

1987.05.25

ザンサス（1987年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時16歳）と交配したシヤダイフライトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

7月21日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

11月18日、連闘で迎えた9戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

4歳（1991年）

3月2日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（9戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（10戦0勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に55kgの軽斤量で出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックスペインからハナ差の2着となった。

7月13日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 小雨/不良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドパーシァをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内 曇/不良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で瀬古正明騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月29日、中7週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で瀬古正明騎手（4戦1勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で瀬古正明騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で瀬古正明騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1992年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月28日、中2週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月23日、中7週で迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は瀬古正明騎手（7戦1勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（8戦1勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。