フジマサローマン（1995年生、母ローマンアクトレス）

Fujimasa Roman

1995.05.19

フジマサローマン（1995年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレト（当時14歳）と交配したローマンアクトレスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は林田 軍治。戦績は、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1998年）

2月6日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったシンコウサイクロンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3月29日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のケルベロスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したグローリーレターに3/4馬身届かず2着となった。

4歳（1999年）

7月23日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた5戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月26日、中0週で迎えた7戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5歳（2000年）

5月20日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦1勝）。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウチノワイフを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

6月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったストークボーイにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。