レディーシュンポウ（1991年生、母ミススーパー）

レディーシュンポウ（1991年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時11歳）と交配したミススーパーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は藤江貞夫。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月26日、デビュー戦は佐藤吉勝騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3歳（1994年）

1月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

2月12日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアインフットに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月19日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 雨/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。