ラスリングカプス（1993年生、母フィールディ）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

8月27日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったヤマニンキャプテンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（1996年）

1月13日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

2月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

6月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したハイブライティアにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月29日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ベルグロリアに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターチスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフラッシュメモリーを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

4歳（1997年）

6月15日、約9か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のハートシェイプを3/4馬身振り切って3勝目を挙げた。

8月17日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた15戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。