ジュンパク（1989年生、母ビクトリアレディ）

ジュンパク（1989年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時15歳）と交配したビクトリアレディが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の一般C1四五。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

7月26日、デビュー戦は岡山定夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

9月5日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

9月27日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4歳（1993年）

1月15日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月31日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノアスカから1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーサンライトに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中0週で迎えた15戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノサンタに2馬身半の差をつけて優勝

9月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金原学騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金原学騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

11月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

12月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

1月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーブラザーをハナ差制して制した。

4月13日、中2週で迎えた29戦目は、花吹雪特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（14戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた30戦目は、双子座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（15戦2勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた31戦目は、新緑特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（16戦2勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、すばる特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は金原学騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた34戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月27日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウエイカンに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。