トーセンステージ（2005年生、母レディラーク）

トーセンステージ（2005年3月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋晴れの舞台」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したレディラークが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方7戦4勝。主な勝ち鞍は2008年の久慈渓流レース(一般C1三)。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

2月3日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

7月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルクライスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェストダンサーに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のルビー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマボウシピンクを半馬身振り切って3勝目を手にした。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、八幡平賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、久慈渓流レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエガオニサセテをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月14日、中6週で迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず15着に終わった。

4歳（2009年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた15戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。