デインツリー（2010年生、母デインスカヤ）

Daintree

2010.01.20

デインツリー（2010年1月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オーストラリアの世界遺産で世界最古の熱帯雨林のひとつ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時15歳）と交配したデインスカヤが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,800万円（120万×40口）で一口馬主が募集された。

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

2月24日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のシャイニングタイムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（2014年）

1月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

2月16日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。

4月19日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。