ミキノディール（2001年生、母キャバレット）

ミキノディール（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋商売」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時14歳）と交配したキャバレットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方26戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月23日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月25日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中5週で迎えた5戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた15戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月11日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルデラックスに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオートキャメロンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月16日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタッカーバクシンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C6-2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C5-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウスズミサクラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月12日、連闘で迎えた27戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた31戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（13戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた35戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（16戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた36戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（17戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に敗れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた37戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。