ホウショウザクラ（2010年生、母ホウショウルビー）

ホウショウザクラ（2010年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋桜」。毛色は栗毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時14歳）と交配したホウショウルビーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月2日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2013年）

7月7日、約10か月半の休み明けで迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい18着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

4歳（2014年）

3月4日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

4月11日、中0週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユウマイオーをクビ差捉え切れず2着となった。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアートオブクウィルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月3日、中2週で迎えた13戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、ヒミノキンカメに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月24日、中2週で迎えた16戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、幹太1歳誕生日特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドリームボンバーに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた19戦目は、南蛮渡来の復活祭特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグロリーレヴューを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月25日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3チ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で別府真衣騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で別府真衣騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた24戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、才谷屋跡地特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。