ベストレパートリー（2000年生、母オトメゴコロ）

ベストレパートリー（2000年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最高の芸」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時7歳）と交配したオトメゴコロが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、塩入和則によって1,312.5万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月9日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は522kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.オリヴァー騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月3日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月9日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた8戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。