エイシンサイネリア（2022年生、母ミスティコンクエスト）

エイシンサイネリア（2022年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+富貴菊の別名、『快活』の花言葉を持つ植物名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時9歳）と交配したミスティコンクエストが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はホーシィコーヒーハウス。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月16日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2025年）

6月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアテンスマイルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本屋太三騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月30日、中5週で迎えた10戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。