コンバットスプーン（2021年生、母シルヴァースプーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別山際牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、門別山際牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、アプエンテによって110万円で落札された。

2歳（2023年）

7月30日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドゥマンフルーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳M3のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳M1のネクストスター盛岡（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、フジユージーンに交わされて約11馬身差の2着となった。

10月29日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳M1のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の太夫黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカマリイワヒネを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

3歳（2024年）

2月22日、中7週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた9戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のネクストスター東日本（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月28日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳M1のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳M3のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レッドオパールに交わされて3馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のウイナーカップ（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ミヤギシリウスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳M1の東北優駿（水沢ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた17戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったコモリリーガルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦の弘南鉄道乗りにいきま賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のライトフィールダーに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定3歳M1のオータムティアラ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、リケアマロンに交わされて5馬身差の2着となった。

10月29日、中4週で迎えた21戦目は、金華特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。