メイセイブランメル（1992年生、母エンタイツル）

メイセイブランメル（1992年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミナラ（当時8歳）と交配したエンタイツルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ジィワンファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、地方16戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

11月5日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた2戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサクララフィーネをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（1995年）

1月5日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた6戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山芝2000m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宗像徹騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

7月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月23日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

4歳（1996年）

4月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた15戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、チューリップ賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた16戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミノスペシャルから1馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた18戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリックグランプリから1馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤノパリスから半馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。