マイビッグレディー（2009年生、母フラッシュカード）

マイビッグレディー（2009年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「私の大事な女性」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したフラッシュカードが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、武牧場武栄子から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月17日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

3歳（2012年）

6月23日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

8月5日、中5週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のケージートチオトメを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた7戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったダイワフランクに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のリシアンサスを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月23日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノープランを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。