グレートエイシン（1990年生、母ボールドオーヒ）

グレートエイシン（1990年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のマルケンダイドウ（当時13歳）と交配したボールドオーヒが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山田政宏。戦績は、地方30戦14勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の荒尾記念。

経歴

デビュー前

藤原幸蔵厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1992年）

8月20日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は419kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオードリーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリタエンジェルから1馬身差の2着となった。

12月13日、中7週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイテイオーからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の門松賞アラブ4歳王冠（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスターライトクインに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月7日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターライトクインに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノシマユリに6馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月5日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノリボンに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

5月4日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイモンジクインに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノアサギリをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月13日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 雨/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックホーマーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月18日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の荒尾記念（荒尾ダート2000m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーロードに9馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1994年）

1月3日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（9戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた17戦目は、JTキヤビン特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（10戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカレントオーに3馬身の差をつけて制した。

3月12日、中4週で迎えた19戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（12戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトシマルミサキに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月4日、中7週で迎えた20戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、五月特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、不知火賞（荒尾ダート1640m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（13戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロシニオールに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

7月8日、中6週で迎えた22戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（14戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（15戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロレットに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、有明賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた25戦目は、不知火賞（荒尾ダート1640m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（16戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシスターに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月2日、中3週で迎えた26戦目は、荻田恭正騎手を鞍上に迎えて、B2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた27戦目は、B2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた28戦目は、B2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、芦田川賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻田恭正騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1995年）

4月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、江見和浩騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。