サクセスサウダーデ（2004年生、母サクセスリー）

サクセスサウダーデ（2004年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋孤独（ポルトガル語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したサクセスリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、地方13戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の江戸川区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2007年）

5月11日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイセイコーを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のロイヤルグローバルに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月3日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハローナンブをハナ差振り切って3勝目を収める

4歳（2008年）

3月11日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた9戦目は、江戸川区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（8戦3勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミネルバを3/4馬身振り切って4勝目をゲットした。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（9戦4勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、荒川区特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったテイエムメガミにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。