カヤドーヴェール（2019年生、母プリーズドスマイル）

Kayado Vert

2019.03.31

カヤドーヴェール（2019年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のケープブランコ（当時12歳）と交配したプリーズドスマイルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田 哲夫。主な勝ち鞍は2022年のランチタイムチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田哲夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、沖田哲夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、黒澤尚によって462万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2021年）

8月23日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3歳（2022年）

2月3日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュトゥルム特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月3日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のセイエイセンヌに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中6週で迎えた5戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月21日、中8週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

11月23日、中8週で迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2023年）

2月15日、中7週で迎えた9戦目は、越生梅林賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。