クラタイガー（1996年生、母クラギンパツ）

クラタイガー（1996年5月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイコウガルダン（当時11歳）と交配したクラギンパツが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦2勝2着3回。1998年のライデンリーダー記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

5月28日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラムサスから1馬身差の2着となった。

6月3日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンマサルオーから5馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中7週で馬体重を前走から34kg戻して迎えた3戦目は、佐々木明美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジャークウォーターをハナ差制して初勝利を挙げた。

8月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウセイサファリから2馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木明美騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

10月6日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木明美騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月14日、中9週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のリッシンシュッセに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4月18日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず17着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた15戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

8月26日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月2日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（8戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた18戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井薫人騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井薫人騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井薫人騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井薫人騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

4歳（2000年）

4月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で坂井薫人騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で坂井薫人騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

6月6日、中5週で迎えた24戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。