ターニングポイント（1987年生、母ターンツーダイナ）

ターニングポイント（1987年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時7歳）と交配したターンツーダイナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地24戦1勝、地方26戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワヒューストンを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月1日、中7週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた8戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4歳（1991年）

3月16日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は細川英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で町田義一騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

9月14日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は細川英二騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた20戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた22戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4月5日、中9週で迎えた25戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキゴールドから2馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた26戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキゴールドから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトカトレアに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラワーシャインから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカナンオーカンをハナ差制して3勝目を掴み取った。

7月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤浩一騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた34戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた36戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケイフリーオンから1馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1993年）

4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた40戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロングダイオーをクビ差制して4勝目をマークした。

5月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた44戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた46戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中9週で迎えた47戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた48戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1994年）

9月5日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた49戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた50戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。