カルストンナスキー（1997年生、母カルストンダンサー）

カルストンナスキー（1997年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時16歳）と交配したカルストンダンサーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田寛治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C4。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

10月17日、中7週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の野菊賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた4戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた6戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2001年）

7月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアスリートハーバーに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルボンボンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリッシュエマに4馬身の差をつけて優勝