シゲルカズサ（2011年生、母フサイチハッスル）

シゲルカズサ（2011年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『上総』令制国名（旧国名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウィフトカレント（当時10歳）と交配したフサイチハッスルが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日光スタッド。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田博志から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって420万円で落札された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月18日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

10月5日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のプリンスレオンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（2014年）

1月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた12戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。