スラッガーシチー（1992年生、母フレンチライン）

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

9月10日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（1995年）

7月2日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユーワドンドンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月2日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（1996年）

3月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田高宏騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた14戦目は、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で嶋田高宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月1日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で嶋田高宏騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。