セントイレブン（1984年生、母イレブンフブキ）

セントイレブン（1984年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシヤンペンチヤーリー（当時14歳）と交配したイレブンフブキが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地25戦1勝2着2回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

11月23日、デビュー戦は菅野昭夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（1987年）

1月17日、中5週で迎えた3戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月25日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊川正達騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊川正達騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた10戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したスキーストームを差し切れず、3馬身差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったツジノリキトウにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅野昭夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅野昭夫騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレディアンジェラに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月7日、中8週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊川正達騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月12日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（1988年）

1月5日、中2週で迎えた20戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上400万下（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上400万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上400万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（11戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

9月21日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般A2（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた30戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、一般A2（足利ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた32戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長島茂夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた33戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長島茂夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長島茂夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1989年）

1月17日、中2週で迎えた35戦目は、女峰山特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は日下部一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般B1（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。