カミサマホトケサマ（2011年生、母トゥーラムール）

カミサマホトケサマ（2011年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時15歳）と交配したトゥーラムールが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方23戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2013年）

7月5日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は474kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウォーターエイトを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月14日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若獅子特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

3歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若鯱特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホウライナデシコに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったグランダーシュートに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブセレクターを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山鳩特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったピースフルリバティにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた14戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビジュートウショウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のかもめ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のカッコウ特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた20戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のキジバト特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。