カオリルビー（1997年生、母マンジュデンルビー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田寛治から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、武田寛治から「セレクトセールサラブレッド2歳」に上場され、川畑隆司によって525万円で落札された。

2歳（1999年）

7月17日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月25日、中9週で迎えた2戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（2000年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい17着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、リードを5馬身以上確保して、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の敢闘精神でゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

7月8日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳吉孝士騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ダイヤモンドバックに交わされて4馬身差の2着となった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳吉孝士騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳吉孝士騎手（6戦0勝）。17頭立ての9番人気で大外17番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で徳吉孝士騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。