ダイナコーテーイ（1986年生、母カツラギニシキ）

ダイナコーテーイ（1986年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイナゴー（当時9歳）と交配したカツラギニシキが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は上田五十詞。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方25戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1990年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

斉藤辰三厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1988年）

9月14日、デビュー戦は森川一二三騎手を鞍上に据えて、3歳（三条ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は501kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクアダマントから8馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（三条ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクアダマントから1馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、太田勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で太田勝久騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフエネーナに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1989年）

1月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、高橋隆騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の三条六角凧賞（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタカンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の瀬波特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の新潟ダービー（三条ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の奥只見特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月30日、中8週で迎えた15戦目は、3歳戦の栃尾特別（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（8戦2勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の新津特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンカシミアから1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の秋分特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクアダマントから3馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の東港特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は森川一二三騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤギレツグスに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

10月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の粟島賞（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクアダマントから5馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシュタインカイザーをハナ差制して4勝目をマークした。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、三面川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦の青山記念（新潟(地)ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1990年）

2月3日、中8週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、赤坂特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワクラツシーに4馬身の差をつけて優勝

2月27日、中2週で迎えた24戦目は、神楽坂特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた25戦目は、春光特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒノデクラウンから半馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた29戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウセイシャインに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小原義之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウエイスノーを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

7月29日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。