トチノイナリ（1985年生、母イタノダイリン）

1985.03.30

トチノイナリ（1985年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時9歳）と交配したイタノダイリンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、地方9戦9勝。主な勝ち鞍は1988年の北日本アラブ優駿。

経歴

デビュー前

平石正己厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1987年）

8月1日、デビュー戦は人見鉄也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 雨/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシヨウハイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1988年）

4月4日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で人見鉄也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニイクラセンプーに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

5月3日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で人見鉄也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネウインドに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月8日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で人見鉄也騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバニシキに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月12日、中4週で迎えた5戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリキチカラに約16馬身の大差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月24日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコウタナカに3馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系一般B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福田三郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤタボーイに2馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

9月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で福田三郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエジヨアンに2馬身半の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の北関東アラブ王冠（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で福田三郎騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリキチカラに4馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。