チョウヨーロマン（1997年生、母バートンヒメ）

チョウヨーロマン（1997年6月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のナイスフレンド（当時6歳）と交配したバートンヒメが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大城康伸。戦績は、地方39戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大城久男から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

本厚司厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2000年）

7月11日、デビュー戦は安部竜司騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は495kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホプリンスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で殿田倫之騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で殿田倫之騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で殿田倫之騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で殿田倫之騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた11戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアラタマサクラにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、センジョウに交わされて1馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるエルシドブルーを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るチョウヨーテンザンを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って優勝

12月10日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカイエイジャンヌを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

12月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

5歳（2002年）

1月5日、中1週で迎えた22戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月21日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るガマキングを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って雨中の戦いを制した。

11月9日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のガマキングをアタマ差振り切って雨中の激闘を制した。

12月7日、中1週で迎えた33戦目は、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスタークニマツに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

8月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた37戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月31日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた38戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた39戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。