タガノジュエリー（1991年生、母ワイルドメドウ）

Tagano Jewelly

1991.05.15

タガノジュエリー（1991年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時9歳）と交配したワイルドメドウが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月27日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3歳（1994年）

1月30日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビワセイハを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳オープンのすみれステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。