コウチワン（1993年生、母ヨシノワン）

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

8月10日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシラユキジョーに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のイズミアモンを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

4歳（1997年）

5月3日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1200m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤエノキャプテン決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月15日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイユーヴィーナスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた9戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の下総特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5歳（1998年）

4月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた12戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の秋川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の駒場特別（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた16戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の長万部特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた17戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月25日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月20日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた22戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた23戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた24戦目は、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

5月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた26戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、パール賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、ポインタース賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。