セントグリーン（1984年生、母キヨウエイグリーン）

セントグリーン（1984年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフアーストドーン（当時13歳）と交配したキヨウエイグリーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方33戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

11月30日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた2戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

3歳（1987年）

2月28日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、森勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森勝義騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月8日、中7週で迎えた6戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ケンテルパレスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカネツシュンカをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4歳（1988年）

1月31日、中5週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

2月7日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木藤隆行騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は森勝義騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月18日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、やぎ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた20戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、サンセット特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた22戦目は、てんびん座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた24戦目は、神無月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、紅葉特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木洋一騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた26戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、初冬特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた28戦目は、大晦日特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1989年）

1月17日、中1週で迎えた29戦目は、睦月特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた30戦目は、風花特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（10戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた31戦目は、早春特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた32戦目は、春光特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた33戦目は、木場特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木洋一騎手（13戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木洋一騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた35戦目は、アンドロメダ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木洋一騎手（15戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた36戦目は、うしかい座特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木洋一騎手（16戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。

7月7日、中2週で迎えた37戦目は、七夕特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木洋一騎手（17戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木洋一騎手（18戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた39戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月10日、中1週で迎えた40戦目は、オリオン（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた41戦目は、オリオン（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1990年）

1月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンマリーナから3/4馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた43戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた45戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた46戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた47戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた48戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた49戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月26日、連闘で迎えた50戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた51戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。