キミノミラクル（2017年生、母プリティウイッチ）

キミノミラクル（2017年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君の奇跡」。毛色は栃栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時10歳）と交配したプリティウイッチが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。主な勝ち鞍は2021年のまゆのポラリス特別(一般C3 16)。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

4月12日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月13日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4歳（2021年）

1月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた8戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2021年4月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったスズカディープに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 19（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジョルジュサンクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、まゆのポラリス特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイティーンローズに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-10（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

10月9日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5歳（2022年）

2月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた20戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた21戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったカンノンアラシに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月2日、連闘で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。