モガミカントーイチ（1985年生、母キスメツト）

モガミカントーイチ（1985年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時20歳）と交配したキスメツトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年のシクラメン特別。

経歴

デビュー前

小筆昌厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1987年）

8月31日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノシルバーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンターフルから3馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた3戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の白菊特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオサイチペールに2馬身半の差をつけて制した。

12月7日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマウイスーパーに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

3歳（1988年）

1月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーリムジンから4馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋三郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、中9週で迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4歳（1989年）

2月4日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた11戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。