トロワフィーユ（2017年生、母サチノストリート）
Trois Filles
2017.04.11
トロワフィーユ（2017年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時12歳）と交配したサチノストリートが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカタオカフアーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C3三。
経歴
デビュー前
1歳のとき、カタオカファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山崎祐嗣によって399.6万円で落札された。
野口寛仁厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2019年）
8月20日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は453kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
9月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
10月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。
11月28日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
12月24日、中3週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ミキノスタッカートに交わされて5馬身差の2着に敗北した。
3歳（2020年）
1月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
2月17日、中4週で迎えた7戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したソングウィズローズを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
3月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
4月21日、中3週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
5月27日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。
9月23日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
10月20日、中3週で迎えた12戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた13戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2020ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド大井第1戦（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
11月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳C2（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
12月24日、中3週で迎えた15戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の今日からクライマックスリレー賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。
4歳（2021年）
2月5日、中5週で迎えた16戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
6月1日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
7月26日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のルージュカプリスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月25日、中3週で迎えた20戦目は、南区の花 ヒマワリ賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
9月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のプレミアムプリモに2馬身半の差をつけて2勝目を収める
10月18日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5歳（2022年）
4月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた23戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
6月3日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトモノクリスタルを上がり3位の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。
6月30日、中3週で迎えた26戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。
8月12日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
9月1日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、カタオカファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山崎祐嗣によって399.6万円で落札された。
野口寛仁厩舎（浦和）へ入厩。
9月22日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、一般C2五六七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。
10月21日、中6週で迎えた29戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトモノクリスタルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
11月23日、中4週で迎えた30戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
6歳（2023年）
3月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（ファイナル）（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のエスコーバタハトをアタマ差振り切って久しぶりの実戦を制した。
4月28日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、一般C2十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（12戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
6月2日、中4週で迎えた33戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、伸びてきたハツネヘイロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
6月30日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2六七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
7月20日、中2週で迎えた35戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（1）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
9月21日、中8週で迎えた36戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月20日、中3週で迎えた37戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。
11月24日、中4週で迎えた38戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフクチャンクイーンに4馬身の差をつけて優勝
12月22日、中3週で迎えた39戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
7歳（2024年）
2月23日、中8週で迎えた40戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
3月29日、中4週で迎えた41戦目は、幸手桜と菜の花賞（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。
4月19日、中2週で迎えた42戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、さいたま市ブランド米さいたま育ち賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。