ミヤコノメガミ（1999年生、母コンサーバティブ）

ミヤコノメガミ（1999年6月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時8歳）と交配したコンサーバティブが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、明成牧場から「八戸10月市場サラブレッド2歳」に上場され、吉田喜代司によって630万円で落札された。

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。17頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

3歳（2002年）

1月12日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月8日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

8月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池憲太騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で菊池憲太騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は5戦連続で菊池憲太騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマアルデルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

6月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。