ノースホワンティー（2015年生、母ケイアイメモリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田英機から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小川正男によって540万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2017年）

9月4日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は506kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた3戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハングリーハートに3/4馬身届かず2着となった。

3歳（2018年）

4月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったトータルプラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のSPAT4×博多華丸・大吉賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグローリアスルナをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったキングスガイに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月26日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ハイスクール・フリート3周年祭決定記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2019年）

9月18日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた10戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2020年）

3月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた14戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のゴールドジャイアンに3馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

4月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のケイジースワローをクビ差振り切って制した。

7月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。