ブランドアリス（1985年生、母ソロナシロー）

Brand Alice

1985.05.19

ブランドアリス（1985年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシヤンペンチヤーリー（当時15歳）と交配したソロナシローが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

10月16日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、抜け出したグランドミラビリスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（1989年）

1月28日、中6週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。