ソリッドベーシス（2022年生、母サイモンミラベル）

ソリッドベーシス（2022年3月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「確固たる基盤。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したサイモンミラベルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2025年のグランシャリオドリーム70(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月9日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

6月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月10日、中5週で迎えた3戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

2025年8月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月24日、中5週で迎えた4戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウサンサールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、グランシャリオドリーム70（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイルヴィータを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。