ニシノバラード（1983年生、母サイモンシロー）

ニシノバラード（1983年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のレツドアラート（当時12歳）と交配したサイモンシローが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地31戦2勝。1986年のKBS京都紅梅賞(オープン牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

10月6日、15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

10月20日、10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティマサキをクビ差制してトップでゴールインした。

3歳（1986年）

1月6日、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月8日、牝馬限定4歳400万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3月1日、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3月16日、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手。17頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4月5日、4歳400万下（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサイコーヤマトを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにした。

4月27日、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

5月18日、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手。22頭立ての20番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを20番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く19着に終わった。

6月14日、4歳900万下のやまゆり賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は栩原一男騎手。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月6日、ハンデ戦で4歳900万下のひめゆり賞（中京芝2000m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田所秀孝騎手。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月12日、牝馬限定の4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

11月2日、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手。19頭立ての19番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

11月15日、牝馬限定の4歳以上900万下の花園特別（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月30日、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

12月13日、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4歳（1987年）

1月17日、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

2月7日、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春特別（京都ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で田所秀孝騎手。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月21日、5歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田所秀孝騎手。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4月5日、ハンデ戦で5歳以上900万下のひよどり越特別（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で田所秀孝騎手。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

4月29日、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田所秀孝騎手。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月10日、5歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田所秀孝騎手。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月13日、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で田所秀孝騎手。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月27日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田所秀孝騎手。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月11日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で田所秀孝騎手。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月26日、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で田所秀孝騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

8月15日、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で田所秀孝騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月30日、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で田所秀孝騎手。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月13日、4歳以上400万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で田所秀孝騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。