タガノファサネイト（2013年生、母タガノシビル）

タガノファサネイト（2013年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魅了する」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したタガノシビルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月11日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はロードリゲルと並んで5着同着となった。

8月22日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインフェルベールをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

10月3日、中5週で迎えた3戦目は、2歳500万下のヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3歳（2016年）

2月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月16日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の出石特別（阪神芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

8月28日、中8週で迎えた9戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に敗れた。

4歳（2017年）

2月11日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。